■ 事業者から得たものを第三者に提供してはダメ
10条
ノウハウのようなものを想定か。
「そのノウハウを利用して商売するなよ」
という牽制か。
ノウハウは、
たぶん知的財産権とはいえないが...

■ 秘密は守りましょう
22条
サービスの利用で得た秘密

■ サービス全般の知的財産は事業者のもの
25条
無断で利用しないよう注意しましょう。

■ あなたが提供した情報やデータは事業者に利用されます（25条）

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⚠️ 返金しないよ
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規定が2つあります。

■ 返金しない part1
14条2項

サービスが一時停止された場合、
料金を返金しないとの規定。

ユーザーの迷惑行為であれば話は分かるが、
事業者の一方的判断で
停止される場合もある（(3)に記載）

■ 返金しない part2
15条

事業者から解除した場合、
料金を返金しないとの規定。
　
*** 解説 ***

「それ、とりすぎやろ！」
ってケースがあるかも。

そんな場合は、
消費者契約法9①違反の可能性あり。

〈理由〉

法律的に言うと、

事業者が受け取れるのは
【平均的損害分】だけなんです。

それを超える分は、
あなたに返金しなければならない。

だいたいは
【平均的損害】はいくら？
で争われることが多いですね。

トラブったときは、専門家に相談を！
（国民生活センターや弁護士など）

■ 禁止事項
一般的な内容。
何をしたらダメか、ザッと目を通しておきましょう

■ 利用期間中にコーチングを受けましょう
6条3項
利用期間を過ぎてしまうと、
コーチングが残っていても受けれません。

■ 支払いが遅れた場合は、
年14.6％の遅延損害金（21条）

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▼ 一切責任を負わないよ！
━━━━━━━━━━━━━━
がありますね。

「コレで損害が出ても、
責任負わないよ」

って書いてますが、
常に有効かは疑問。

↓↓↓

・9条4項
・14条2項
・15条2項
・16条
・17条
・19条6項

↑↑↑

戦える可能性あり。

*** 解説 ***

ニューキャリアに【大チョンボ】がある場合、
「一切責任を負わね〜」
はダメなんです。

法律用語で言えば、
大チョンボ＝【重過失】
ってことです。

消費者契約法に書いてるんですね。
（8条1項1号・3号）

【大チョンボ】がある場合、
損害賠償請求できます。

====

かるく解説を。

松・竹・梅

チョンボには
3種類あるんです。

・通常のチョンボ（過失）
・かるいチョンボ（軽過失）
・大チョンボ（重過失）

====

で、
【大チョンボ】がある場合、
損害賠償請求できるってわけです。

トラブったときは、
【果たして、どのチョンボか？】
でバトることになるでしょう。

トラブったときは、専門家に相談を！
（国民生活センターや弁護士など）


━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ アンバランスな印象
━━━━━━━━━━━━━━━━━
あなへ支払う賠償金額のMAXは、
サービスの利用料ね！
それでガマンしてね！

20条

違法ではないけど、
均衡がとれてないよね
という印象。

だって、逆に

■ あなたが事業者に損害を与えた場合は、
フルで支払うべきと読めるから（2項）

バランスとれないよね〜

トラブったときは、専門家に相談を！
（国民生活センターや弁護士など）

【そのほかの条項】

■ 転職先の決定など、
結果は保証されないので注意（3条）
※【転職活動コース】でも、そう。

■ 職業を紹介してくれるわけではない（3条）

■ いきなり規約が追加？（2条4項）
おそらく通知があると思うが
「その他当社が相当と判断する方法」
とのザックリ表現が気になる。

〈備考〉
※ 事業者は、規約の変更を周知しなければならない（民法548条の4第2項）
※ 周知していなければ、変更後の規約は無効（3項）
※ 内容的にも合理的でなければならない（民法548条の4）

■ ちょいストップ！（7条）
事業者がサービスを一時停止できる
（「分析/計画コース」「転職活動コース」だけ）
ただ、事業者の判断で
一時停止してくれない場合もある。
※ 停止してくれない理由は教えてくれない
...やや不親切な印象。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ あなたの個人情報がどう取り扱われるか
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
特に問題がないと考える（プライバシーポリシー）

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どうすればいい？（個人情報トラブル）

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ここからはマメ知識を。

個人情報でトラブったときの、

✔︎ 4つの対策
✔︎ 駆け込み寺

をお伝えしますね

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ あなたができる4つの対策
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【1】
「わたしの個人情報、どう取り扱われてるの？」

　と思った場合
　
　以下の請求ができます
　
　・私の個人情報を開示してよ
　　（個人情報保護法33①）
　・誰に提供したの？
　　第三者に提供した記録を開示してよ
　　（33⑤）

【2】
「勝手に第三者に提供しないでよ」

　と請求できます（35③）

【3】
「消してよ」

　個人情報の訂正、削除などを請求できます
　（34①）
　
　厳密に言えば、
　あなたの情報が「誤ってるとき」に請求できる。
　でも、情報が正しくても応じてくれる...はず。
　〈個人の人格尊重〉
　という法の理念（3条）に照らせば。

【4】
「もう、わたしの個人情報を使わないでよ」

　以下の場合、利用の停止を請求できる（35①）
　
　・利用目的の範囲を超えて使われている場合
　・不適正に利用されている場合

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▼ Help me！
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「申し入れたけど、応じてくれない！」

って時。

外部機関に駆け込みましょう

方法は、以下のとおり

↓↓↓

✔︎ 認定個人情報保護団体に申し入れる（53条）
　この団体が事業者に
　「おい！ユーザーから苦情でてるぞ」
　と言ってくれます。
　　　　　
　　　　　↓
　 万が一、解決しなければ
　　　　　↓

✔︎ 個人情報保護委員会に申し入れる（146条）
　　以下の権力を持った強力な機関です
　　
　　・指導、助言
　　・報告、立入検査
　　・勧告
　　・命令

トラブったとき、実践してみて下さいね

ではまた、
別の利用規約でお会いしましょう！