BTCエージェント forコンサルタント利用規約
林 孝匡弁護士がわかりやすく解説
BTCエージェント forコンサルタント
株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング
林 孝匡
弁護士からの
気をつけよう!
2021/12/17 作成
林 孝匡弁護士
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同一カテゴリの平均
(↓低)
安心レベル
(高↑)
フツーに利用する限り、特に問題は起こらないと考える。
しかし、以下の点に注意が必要。
✔︎ おもてたんと違う!
とならないよう、労働条件など【あなたが】キチンと確認しましょう。
BTCから出された情報を鵜呑みにしない。
最後の最後は、あなたがガチッと企業に確認しましょう
✔︎ サービスの特性上、あなたの情報は企業に回ります
✔︎ あなたのアンケート回答などは自由に利用される
✔︎ 損害賠償トラブルになったら、弁護士などに相談しましょう
・BTCから請求された場合
言い値を支払う必要はないし、
・あなたが損害を負った場合
BTCの「一切責任を負いまへんで」を崩せる可能性あり。
「こんだけしか払いまへんで」も崩せる可能性あり。
以上の事項、くわしく知りたい方は解説をご覧ください。
しかし、以下の点に注意が必要。
✔︎ おもてたんと違う!
とならないよう、労働条件など【あなたが】キチンと確認しましょう。
BTCから出された情報を鵜呑みにしない。
最後の最後は、あなたがガチッと企業に確認しましょう
✔︎ サービスの特性上、あなたの情報は企業に回ります
✔︎ あなたのアンケート回答などは自由に利用される
✔︎ 損害賠償トラブルになったら、弁護士などに相談しましょう
・BTCから請求された場合
言い値を支払う必要はないし、
・あなたが損害を負った場合
BTCの「一切責任を負いまへんで」を崩せる可能性あり。
「こんだけしか払いまへんで」も崩せる可能性あり。
以上の事項、くわしく知りたい方は解説をご覧ください。
利用規約:改定日不明、 プライバシーポリシー:改定日不明。
本レベルは上記サービス自体の評価ではありません。サービスの利用時に、特に知っていて頂きたいレベルを表したものです。
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BTCエージェント forコンサルタントのポイント解説
弁護士それぞれの観点で
「特に重要なポイント」を解説
事業者様へ
ご意見・ご要望はこちら
ユーザーの皆様に、ルールを伝えるための
お手伝いをさせてください
項目1:権利関係
・パクっちゃダメ。
・サービス全般の知的財産はBTCのもの。
・無断で利用しないよう注意しましょう。
■ オマエのものも俺のもの(8条3項)
・これ、私やん?ってなるかも
・あなたの投稿など(知的財産権)は自由に利用される
※他のユーザーもあなたの投稿などを利用できると。
・しかも、加工される可能性もある
むずかしい言葉でいえば
〈あなたは著作者人格権を行使できない〉
気になる方は「どう利用されるの?」と聞いてみましょう。
項目2:解除解約
イランことをするとサービスを利用できなくなります。
ウソの情報を登録するなど、一般的な内容(3条)
ザッと目を通しておきましょう。
■ 登録抹消
・規約違反などをすると、登録抹消されます。
・あなたからの退会は自由。
※ その時点であなたが負担しているお金を直ちに払う必要あり、との文言あり。
9条2項・10条2項
どんなケースを想定しているのか...
✔︎ トラブったときは、国民生活センターなどに相談しましょう。
項目3:あなたの義務・責任
禁止事項。
犯罪ダメよ、など一般的な内容。
何をしたらダメか、ザッと目を通しておきましょう
━━━━━━━━━━━━━━
★ おもてたんと違う!
━━━━━━━━━━━━━━
労働条件など、キチンとご自身で確認しましょう
↓ BTCは、こう言ってます(12条3項)
・情報はご自身で確認して下さいね
・ウチが出す情報、正しいとは限らないんで
・おもてたんと違う!と言われても責任もてませんよ
てなわけで、
情報を鵜呑みにせず、最後は裏どりしましょう!
■ 「秘密だよ」と言われたことは守りましょう
15条(機密保持)
■ ウチに迷惑かけたら賠償してね
との規定(17条)
しかし。
以下は裁判所が決めること。
✔︎ 本当に賠償する必要があるのか?(あなたの過失・因果関係の有無)
✔︎ 損害額はいくらか?など。
トラブったときは、国民生活センターなどに相談しましょう。
項目4:事業者の義務・責任
▼ 一切責任を負わないよ規定
━━━━━━━━━━━━━━
「↓コレであなたに損害が出ても、一切責任を負わないよ」との規定。
↓ この4つ
■ 7条
サービスの停止、中断
■ 9条
登録の抹消
■ 11条
サービスの変更、終了
■ 14条
・データの消失など
・あなたと第三者のトラブル
※ これら、常に有効かは疑問
〈理由〉
ケースによっては、消費者契約法8条1項1号・3号に違反している可能性があるから。
BTCに〈重大な過失〉がある場合、「一切責任負わない」はダメ。
たしかに、あなたに非がある部分もあるかも。
でも、BTCに〈重大な過失〉がある場合も、ゼロではない。
重大な過失がある場合、損害賠償請求できます。
✔︎ トラブったときは、国民生活センターに相談しましょう。
■ あなたが損害を負った場合(14条2項)
・BTCに〈過失〉があれば、損害賠償請求できます。
・「ウチはこんだけしか賠償しないよ」としていますが、
= 過去12ヶ月にあなたが事業者に払った金額が限度
・看護のお仕事に〈重過失〉があれば、賠償額の天井をブチ破れることもあります。
むずかしい言葉でいえば、相当因果関係のある損害をすべて請求できる。
✔︎ トラブったときは、国民生活センターに相談しましょう。
項目5:その他 (プライバシー等)
は教えてくれない(12条2項)
========
【プライバシーポリシー=あなたの個人情報がどう取り扱われるか】
・特に問題がないと考える。
・「わたしの個人情報、どう取り扱われてるの?」と思った場合
メールで問い合わせることができます
〈個人情報の取扱規定〉の1番下に記載あり
・あなたの個人情報の訂正、削除などを請求できます
根拠:個人情報保護法34条
厳密に言えば
「あなたの情報が誤ってるとき」に請求ができる。
でも、情報が正しくても応じてくれるケースが多いと思います。
(個人情報保護法の目的に照らせば)
この投稿は、2021年12月17日時点の情報です。
また、解説にない箇所が重要でない
ということではありません。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮して
ご活用いただくようお願いいたします。