RUNTEQ利用規約
山本 恭輔弁護士がわかりやすく解説
RUNTEQ
株式会社スタートアップテクノロジー
山本 恭輔
弁護士からの
気をつけよう!
2022/02/01 作成
山本 恭輔弁護士
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プライバシーポリシーや知的財産関係についてはあまり問題がなかったように思いますが、利用者と事業者の責任のバランスがかなり事業者有利に傾いてしまっている印象は受けました。
利用規約:2021/12/01改定版、 プライバシーポリシー:2021/07/01改定版。
本レベルは上記サービス自体の評価ではありません。サービスの利用時に、特に知っていて頂きたいレベルを表したものです。
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項目1:権利関係
項目2:解除解約
第9条第2項では、退会にあたり、会社に対して負っている債務がある場合は、RUNTEQ会員は、直ちに会社に対して全ての債務を一括で支払わなければならないとされています。
項目3:あなたの義務・責任
・他のRUNTEQ会員等に対する、退会の勧誘、他のサービスへの入会の勧誘、働きかけ等の行為
・会社と競合関係に立つ事業者およびその求人事業者に就職、その役員に就任する行為や、会社と競合関係に立つ事業を自ら開業または設立する行為
・他人の権利を侵害する行為
・法令に違反する行為
・会社やサービスの運営を妨げる行為
・会社に対して虚偽の申告、届出を行う行為
・コンピュータウィルス等、有害なプログラムを使用する行為
・サービスを他人に利用させる行為
・不正アクセスを試みる行為
また、第14条第1項では、RUNTEQ会員の行為によって会社に損害が発生した場合、会社はRUNTEQ会員に対し、損害の全額(直接に発生したものに限らず間接的に発生したもの、機会損失、弁護士費用、人件費相当額などを含みます)を賠償請求できるものとされています。
項目4:事業者の義務・責任
・パスワードまたは会員IDの管理不十分などによって生じた損害
・会員がサービスを利用したことに起因する責任、損害
・RUNTEQ会員に規約違反があった場合の利用停止、制限によってRUNTEQ会員に発生した損害
・サービスがRUNTEQ会員の期待する機能および価値を有すること
・サービスで提供される全ての情報の正確性、信頼性、安全性、合法性など
・RUNTEQ会員間のやりとりに関する一切の事項
・サービスの提供に不具合、エラーや障害が生じないこと
・利用規約の変更によりRUNTEQ会員に生じた損害
また、第14条第2項で、何らかの理由により会社が責任を負う場合であっても、責任の範囲は、会社が対象のRUNTEQ会員から直近1ヶ月以内に受け取った利用料金の金額(利用料金が無償の場合は1万円)を上限額と定めています。
項目5:その他 (プライバシー等)
会社が取得する情報には、位置情報なども含まれていますが、位置情報の取得には個別の同意を条件にするなど配慮がされています。個人情報の利用目的も、概ねサービスの提供に必要な事項に限られています。
この投稿は、2022年02月01日時点の情報です。
また、解説にない箇所が重要でない
ということではありません。
ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮して
ご活用いただくようお願いいたします。