テックギーク利用規約
山本 恭輔弁護士がわかりやすく解説
テックギーク
株式会社Forest Book
山本 恭輔
弁護士からの
気をつけよう!
2022/02/07 作成
山本 恭輔弁護士
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同一カテゴリの平均
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安心レベル
(高↑)
規約がすっきりしていて読みやすい点は良いと思います。一方で、明らかに重複する規定や抽象的すぎる規定なども見受けられ、もう少し詰めた規約作りが望まれます。
利用規約:改定日不明、 プライバシーポリシー:改定日不明。
本レベルは上記サービス自体の評価ではありません。サービスの利用時に、特に知っていて頂きたいレベルを表したものです。
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項目1:権利関係
項目2:解除解約
メンターによるオンラインサポートについては、第6条で、キャンセルは、開始予定時間の24時間前までに会社の定める方法により申し出を行う必要があることとなっています。また、メンターによるオンラインサポートについて無断欠席かキャンセルを計2回した場合、会員はその後のサポートを受ける権利を失い、メンタリング料金の返金も行わないと定められています。
項目3:あなたの義務・責任
・サービスを他人に利用させること
・コンテンツを、サービスが予定している形を超えて利用する行為
・会社が定める一定のデータ容量以上のデータをサービスを通じて送信する行為
・違法行為
・会社の運営を妨げること
・サービスを直接営業行為として利用すること
・サービスとは直接関連しない内容に関する質問・相談をメンターに対し行うこと
・ハラスメント行為
・会社の機密情報を詮索すること
・メンターに対する一切の勧誘行為
・サービスを通さずメンターに接触しようとすること
会員は、禁止事項に違反して会社または他人に損害が生じた場合、すべての法的責任を負うものとされています。
第2条では、会員は、会員登録の際に登録した名前、メールアドレス、ID、パスワード等のサービスの利用に必要な情報を、自らの責任で厳重に保管するものとし、
これらの情報を忘れた場合または他人に不正に使用されている疑いがある場合、会社に連絡を速やかにせずまた会社の指示に従わないことにより生じる全ての損害等について責任を負うこととなっています。
また、第15条で、会員は、自らの責任においてサービスを利用するものとし、サービスにおいて行った一切の行為およびその結果について一切の責任を負うものとされています。
第16条では、会員は、サービスを利用したことに関連して、会社が直接的・間接的に何らかの損害(弁護士費用の負担を含む)を被った場合、会社の請求に従って直ちに補償することとされています。
項目4:事業者の義務・責任
・会員に対して、登録時の選考結果理由について説明する義務
・外部サービスや外部アプリケーションの安全性
・会員側の不備で会社からの電子メールが会員に届かなかった場合の損害
・サービスの利用に際し、満足な利用ができなかった場合
・他人による会員登録した情報への不正アクセス及び改変など
・サービスの学習効果や有効性、正確性、真実性等
・サービスに関連して受信したファイル等が原因となりウィルス感染などの損害が発生した場合
・パスワード等の紛失または使用不能によりサービスが利用できなかった場合
・サービスの利用に関して、会員がサービスを利用したことまたは利用できなかったことによる一切の事由
・サービスの提供停止、規約に基づく利用停止または退会処分による損害
項目5:その他 (プライバシー等)
個人情報の定義は、個人情報保護法どおりです。
個人情報の利用目的は、基本的にはサービスの提供のためのものですが、一部、メルマガの配信や商品等の広告又は宣伝のためなど、必要不可欠とはいえないものもあります。
この投稿は、2022年02月07日時点の情報です。
また、解説にない箇所が重要でない
ということではありません。
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